ユニバーシアード男子サッカー日本代表


明治大学体育会サッカー部総監督の神川明彦が率いるユニバーシアード男子サッカー代表チームに当部からは和泉竜司(4年/主将)、高橋諒(4年)、室屋成(3年)の3名が選出され、今大会に臨みます。


2015年7月8日水曜日

第28回ユニバーシアード競技大会第3戦 vsマレーシア 選手・監督コメント

第3戦を終えた監督からのコメントです。

■神川明彦監督

 このチームのベースはまずディフェンスなので、今日はその部分をきちんと構築したいと思っていました。初戦のイラン戦で1点を取られたことが非常にくやしかったので、なんとしても失点を減らしたいと思っていました。だから今日は4点取れたということより、失点しなかったことがよかったと思います。今日はセンターバックの萩間大樹も田上大地も、交代出場の端山豪、重広卓也、すべてよかった。長谷川竜也も最後に点を取れて、かなりすっきりしたのではなないかと思います。
 澤上竜二の左足というのは脅威なので。今日の相手であれば彼をサイドにおくことで、ボールを持つ時間が増えるのではないかと思っていました。右サイドの八久保颯を休ませたかったというのもありますが、澤上は相手を背負うよりも今日はサイドに置いたほうがいいのでは、と思っていました。結果、八久保をはじめ他の選手も休ませることができ、また澤上から小林成豪へのパスのような素晴らしいプレーもあり、非常によかったと思います。今日は、相手のことを考慮してダブルボランチにしたのですが、それも正解でした。そのボランチでは、木本恭生が怪我から復帰し、65分間使えたことで今後の目処が経ちました。これで全員が戦列に復帰したことになるし、また岡佳樹も今日の試合で90分間戦えることを証明してくれました。

 やはり澤上の先制点と前半終了間際のゴールはチームを救ったと思います。ただ、あれも澤上の個人技でのゴールというよりは、それまでみんなでつないで、粘って粘ってとったゴール。チームとして点が取れて、いい状態になってきていると思います。 結果的には怪我人も0、警告も0。そして試合内容も逆転勝ちあり、1点を守り切っての勝利もあり、流れから大量得点で勝った試合もありとバラエティに富んでいて、
これ以上いい状態はないので決勝ラウンドを迎えられます。

 決勝ラウンドはPK戦があります。これまでずっと練習してきて自信はありますし、たとえPK戦になったとしても「PK戦になってしまった」という考えではなく「狙っていた通りの展開。PK戦なら勝てる」くらいの気持ちで臨みたいと思います。


JUFA全日本大学サッカー連盟公式ホームページ
 第28回ユニバーシアード競技大会(2015/光州) 第3戦(vsマレーシア)監督・選手コメント
より引用

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